曇天焉んぞ
科学技術が著しく発達した惑星・シュタフにて―
自然と文明は分離され、文明人は自然を恐れ、惑星に点在する直径10キロ程度の城壁に囲まれた都市内で生活していた。
そんな中、文明人には突如、二つの選択肢を突き付けられた。
――出来たばかりの民主制を取るか、千年続いた帝政を取るか
その選択のため、惑星は二つに分かれた。千年続く帝政を敷く帝国、そして20数年前に分離独立した共和国へと。
しかし、帝国は共和国の存在を認めようとはせず、共和国をつぶす隙を執拗に狙っていた。
これはそんな時代に共和国に現れた”子供”のお話。
登場人物
リン | ソラ | デイヴ | ケマル | アグネス |
フェルナンド | アドルファス | シュラ | ソウ |